2026年08月04日

たくさん噛むと心も身体も健康に!噛むことのメリットとは



こんにちは。院長の川口です。8月になると、夏祭りの屋台から漂う焼きとうもろこしの香ばしい匂いに、つい足を止めたくなることがあります。熱々の粒を少しずつかじると、焦げたしょうゆの香りと、とうもろこしの甘みがじんわり広がります。








このように、食べものはよく噛んで味わうことでしっかりおいしさを感じられるようになりますが、実は「よく噛むこと」は、それだけでなく身体にとってさまざまな「うれしい働き」につながります。







「よく噛む」ことは健康的!


「よく噛む」ことは、特別な道具もお金もいらず、毎日の食事からすぐに始められる手軽な健康習慣です。というのも、私たちが普段何気なく繰り返している「噛む」動作には、実に多くの健康効果が隠されているからです。








代表的なのは、消化を助ける働きです。よく噛んで食べものを細かくすることで消化がスムーズになり、胃や腸への負担を大きく減らすことができます。




また、噛む回数が増えることで「だ液」がしっかりと分泌される点も見逃せません。


だ液には、お口の中の汚れや細菌を洗い流す「自浄作用」があるため、毎日の歯みがきとあわせてむし歯や歯周病、口臭の予防に大きく役立ちます。







よく噛むことはダイエットにもなる!


よく噛むことは、食べ過ぎ防止にも効果的です。ゆっくりと噛んで食べることで脳の満腹中枢が刺激され、少量でも満足感が得られます。自然と食べる量が整うため、ダイエットや体型維持を目指す方にもおすすめの習慣です。








さらに、よく噛めば噛むほど食材本来の味わいが引き出されるので、いつもの食事がぐっとおいしく、豊かなものに感じられます。







「記憶力アップ」「気分リフレッシュ」の効果も


よく噛むことのメリットは、お口や身体の健康だけに留まりません。噛む刺激は直接脳へと伝わり、血流を促進します。その結果、記憶力や判断力といった脳の働きが活発になることがわかっています。




また、一定のリズムで「噛む」という動作には、気分を切り替えたり、リラックスを促したりする効果もあると言われています。毎日の食事の時間が、心身のバランスを優しく整える大切なひとときにもなるのです。







このようによく噛んで食事をすることには


・胃や腸の負担軽減


・むし歯や歯周病、口臭予防の効果


・ダイエット効果


・記憶力アップ


・リラックス効果


など、さまざまなメリットがあります。





これらはすべて「しっかり噛める健康なお口」があってこそ得られるものです。しかし、噛む力は自分でも気づかないうちに少しずつ衰えてしまうことがあります。


そうならないよう、日頃からよく噛んで食事をすることがとても大切。具体的には一口食べるごとに30回噛む事を意識しましょう。早食いになりがちな方は、まずは「いつもより5〜10回多く噛むこと」を意識することから始めてみてください。




しっかりと噛んで食べることで、いつまでもおいしく食事が楽しめる健康な歯を一緒に守っていきましょう。





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2026年07月21日

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2026年07月02日

夜は歯が痛みやすい?!朝に痛みが引いても油断禁物!

こんにちは。院長の川口です。

7月になると、七夕の笹飾りを目にする機会が増えてきます。




七夕の夜に探したくなるのが、織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)ですが、星は昼間にはほとんど見えません。しかし、明るい時間でも見えないだけで、夜になって空が暗くなるとその存在がはっきりしてきます。


実は、歯の痛みも同じように、昼間は気づかなくても、夜になると強く感じることがあります。





夜、歯の痛みが強くなるのはナゼ?

「昼間は平気だったのに、寝ようとしたら急に歯がうずきだした…」そんな経験はありませんか。実はこの現象、歯科ではよく知られたもので、歯の神経の炎症による痛みは夕方から深夜にかけて強くなりやすいことが知られています。




その理由として、近年の研究では私たちの体に備わっている「体内リズム(サーカディアンリズム)」が大きく関わっていることがわかっています。


血圧や神経の働き、体内で作られる痛みを抑える物質の量などは、1日の中で常に変化しています。夜はこれらの「痛みのブレーキ役」が弱まるため、同じ炎症でも日中よりも痛みを強く感じやすくなるのです。





「ズキンズキン」と脈打つ痛みは、歯の神経からのSOS

夜間の痛みの中でも特に気をつけたいのが、心臓の鼓動に合わせてズキンズキンと脈打つような痛み。これは「拍動痛(はくどうつう)」と呼ばれ、歯やその周囲に強い炎症が起きているときに現れやすくなります。


そうした夜に起こる拍動痛の原因の多くは、歯の神経の炎症によるものです。歯の神経は硬い歯の中に閉じ込められています。そのため、炎症で腫れると内部の圧力が高まり、さらに神経が刺激されて眠れないほどの激痛を引き起こします。




この炎症は自然に治ることはなく、放置すると神経そのものが死んでしまい、あれほど激しかった痛みがウソのように引いていくことがあります。

しかし、一見治ったように思えるこの沈黙こそ、危険なサイン。炎症は歯の根の先へと進み、やがてそこに膿が溜まるという深刻な事態を引き起こしていきます。





我慢は禁物!夜間の痛みを感じたら早めに歯科医院へ

このように、夜間に襲ってくる激しい歯の痛みの多くは炎症によるものです。これを放置すると、歯を失うばかりかあごにまで炎症が広がって、命にも関わる重篤な状態を引き起こすこともあります。

市販の痛み止めを飲んで多少は痛みが抑えられたとしても、痛みの根本の原因である炎症の火種が消えたわけではありません。また、朝になって痛みが引くと「治ったかも?」と油断してしまいがちですが、それは一時的な体内リズムの変化によるものに過ぎません。




放っておいてもむし歯が自然に治ることはありません。手遅れになって大切な歯を抜くことになる前に、異変を感じたらできるだけ早く歯科医院を受診しましょう。



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